Thursday, June 2, 2011

自衛隊風呂、サイコーよ!

もともと銭湯が好きな私である。

東京新宿でアパート暮らしをしていたときには、6畳一間で風呂なしの生活だった。
近くの銭湯に通う日々だった。私がこのアパートに入ったばかりのときは銭湯220円だか240円だったような気がする。それがどんどん値上がりし、あっという間に300円になリ、家計のやりくりに悩んでいたのを覚えている。(今では400円はするはず。お風呂に1日400円はつらいね~~~。たいへんだ。)

銭湯を知らない人、嫌がる人も多いみたいだけれど、これ、温泉がすきだったら大丈夫な人多いと思うんだけれど。

銭湯のよさはなんと言ってもお風呂が大きいこと。脚伸ばしてゆ~っくり入れる。腕も泳ぐようにのばすこともできるし。そして湯加減が最高にいい。やっぱりプロだからだろう。みんなのまで裸になるって言うのは、これも若いときでも3回くらいやれば慣れる。お風呂で知らない人、となりの人と話す、となりの人たちが話しているのが聞こえるっていうのがまた楽しいのよね。

この自衛隊が設置してくれていたお風呂は川のすぐ横にあり、この川から水を汲みあげ、2,3回フィルターを通してきれいにしてそれを暖めているとか。もちろんこの「自衛隊風呂」は町の被災している方々用にいろんなところで設置されているものなのだけれど、この石巻市の大学近くのは、ボランティアも使用できるようにしてくれていて、すごくありがたかった。


建物の中に入るとまず待合室があり、もし人数が多くなって来た時に人数制限するのでその場所が待合室。そしてその次が脱衣場。まったく銭湯と同じで、棚にかごが置いてありその中に衣類を入れて、いざお風呂へ。次がお風呂で、ここには2つの湯ぶねが設置され、その湯ぶねの周りには軽く16人くらいが座れる感じ。これが2つだから1度に30人の人が入浴できるという広さです。

鉄パイプで四角い枠を作り、その上にブルーシートって言うのかな、、(タープとアメリカでは呼んでいる)それの厚いのがかかっていて、その中にお湯をためています。よくできてるんだ、これが。頑丈だし、揺らしてみてもびくともしない。(すみません、ゆらして試してみました。。。。) 床もスノコらしいものにブルーシートをしいてあり、ぬめりもなく清潔な、安心して入れるお風呂になってます。

↓男風呂(クリックして拡大見れます。)                 ↓女風呂入り口
温泉のように新しいお湯が常時流れていて、湯ぶねもキレイ。定期的に自衛隊のお姉さんが回りに来て、湯ぶねチェックや、湯加減チェックをしてくれている。「お湯加減どうですか~~?」と明るい笑顔で話しかける彼女達の姿には、励まされる人が多いはず。

このお風呂は皆さんに無料で提供されています。
今回は、どこに行っても自衛隊の方々の活躍、支援ぶりが聞こえてきますが、本当に自衛隊があっての被災地復興作業だと思いました。このお風呂にしても、自衛隊だからできる規模だと思います。

お風呂につかりながら、ゆかげんチェックしていた自衛隊のお姉さんに聞いたところ、彼女の勤める部署がこれ専門らしく、国内海外いろんなところに行ってお風呂を設置するとか。「自衛隊のお仕事好きですか?」との私の質問に、「はい! 大変やりがいのある仕事で、大好きです。」と満面の笑顔で答えてくれました。

寝る時間を惜しんで働く、強い肉体と精神力を持つ、こういった男性、女性がいま日本を支えているんだなあと、彼らの姿やジープをみながら感動してました。本当にありがたい自衛隊の働きだと思います。 がんばれ~~~、自衛隊 !!

1 comment:

  1. 自衛隊に興味があって、検索していてこのページを見つけました。私のブログ記事にリンクさせてくださいね。
    復興が望まれる今、勇気づけられる記事でした。ありがとうございます。

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