石巻市雄勝町。
地震直後に被害がおおきかった場所としてよくニュースで聞いていた地域がここ。
ドラム缶風呂プロジェクトの後に、ボランティア仲間から聞いたとかで、週の初めにこの雄勝町に行った友。「ドラム缶がうまくいって、今違うところに向かってる、オガツ。雄勝。」と言う言葉に、「聞いたような町だな、、、」と思いながらすぐグーグル検索しました。
「うわ、ここ行くだけでもあぶないような。。。」 雄勝町はリアス式海岸の入り組んだ小さな入り江にある町。
少し心配した。ボランティアがほとんど入っていなくて、物資もあまり届いていないところらしいので、ちょっと様子を見てくるといっていたが、この時点で物資が入っていないのは、道路状況が悪いのが大きな理由と考えられるし。。。 うーん。
送られてきた写真を見て、やっぱり。道が洪水状態。最初は川が崩壊して道の上を通っているのだと思っていたのだけれど、話してびっくり。なんと地盤沈下で海がそこまで来ているという。
おいおい、、、ってことは回りは海、、ですか?
いろいろニュースを見ていて、地盤沈下のことも聞いていても、こうして現場から話を聞くのとはやはり違うのですよね。私の頭の中での想像が、ぜんぜんついていっていないや。
この雄勝町で、そこには8人の大人の方が被災生活をしている小さな避難所を訪ねてきたそうです。子供達は親戚の方々などのところに避難させているとか。ここは「雄勝斎場避難所」と呼ばれているらしいのですが、場所は「お墓の横にあるちいさな休憩所みたいなところだよ」と言う友。
先ほど書いた用に道路状況が悪いので、行く人も限られ、物資や支援の手がほとんどまだの状態だそう。友が物資を積んで行ったのでよかったのですが、それまではそのお米や味噌も届いていなかったとか。。。。電気も、もちろん水もまだ。物資もまだまだ十分でなく、プロパンガスが頼りの生活。単発で炊き出しが数回行われたようですが、テレビ、ニュースから聞くのとは違う現状がまだまだあるということです。
物資が余っている、送る必要はない、、、 そんなニュースがむなしく聞こえてきます。
行政、団体、個人。いろんなところでしがらみはあるのですが、出会った人から1人づつ、私達ができるだけの支援を提供するのが今のベストなのではないでしょうか。
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