Saturday, April 23, 2011

寄付金控除の話 続き。 もっと熱くなる。

続きです。 

先の書き込みしたいくつもの A:アンサーを部分を読み始めて、、

。。。。。私は倒れてしまいました。。。
その前に「ばかやろ~~~お金をそして税金控除をなんだとおもっとんだ~~」と叫んだのですが。。。

もちろんコメントの中には「税金控除できます。税金控除を考えて何も悪いことはないです。」 「人それぞれの考えだと思います。」と言うコメントはあるんですが、面ざってコメントを出してくる人の意見には結構影響力があリ、インターネットにある情報が正しいと思う人もいることをかんがえると、なんとも残念で仕方ない気持ちになってしまったのですよ。

この「税金控除をするのがよくない、偽善」という考え方があるということ自体に、私は、まだ社会貢献になれていない日本、そしてお金に対する考え方の違い、物事の認識の仕方の違いが見えたような気がしました。

私の反論・意見です。

● 寄付金控除って、国民のために政府(アメリカも日本も)が出してきた法制です。

● 社会貢献での寄付で法人が動けば、国がお金(税金)を出さなくてもいいということもあります。(だから国は税金控除という方法でそれを促進していると私は思っています。)

● 税金控除で戻ってきたお金(税金が減った分)で、もっとに支援にまわせます。

● 控除があることで、寄付出せるかな、寄付してみようかな、って思う人もいます。

もちろん政府、国に納める税金で私たちの団体生活・コミュニティが成り立っているので、税金は不可欠で大切なものです。警察、消防署、学校、健康保険、年金、、、いろいろありますね。国民一人が出さないといけない分はきちんと出しましょう。だけれども、1円も余計に国に出す必要はありません。出したことで、国は「どうもありがとう」なんていってくれませんし、それをあなたが大切だと思っているところに回してくれるなんてことありません。

アメリカも日本も、国の税金の使い方に疑問を持ち、大騒ぎをする人もいます。
所得税が高くて文句もいいます。
日本では国民年金が自分の時には戻ってこないから「払わない!」という人達もいます。


ふしぎです、、、こんなふうに税金の使い方に公に文句を言い、支払わない人もいれば、今度は寄付での税金控除が偽善なので、余計に税金を払いましょうという人もいる。。。
よくわからん。。。。どういうこと???  何がよくて、何が悪いのか、、、 、、

税金控除を何か脱税のような悪い汚い行為だというイメージがあるのでしょうか?
ボランティアや社会貢献をあまりに美化しすぎていて、税金控除をする行為がそれに見合わないと思うのでしょうか?
ちょっとしか戻ってこない控除金額に何もそんなことしなくても、、とおもうのでしょうか?
お金持ちが率先してする寄付にみえるから、それが脱税方法の1つだとみえてしまうのでしょうか?

お金は1円、1セントから価値があります。
その1円1セントが積もり積もって10円になり、1000円になり、1万円とかになっていきます。一生懸命働いて作ってきたお金だからこそ、1円でも大切にし、その使い道も考えるのですよね。
だから私は税金控除は真剣に考えます。どこにそのお金を寄付するかもきちんと調査するべきだと思います。


もともと「人や国のお世話にならない、自分で責任を持つ」と言うすばらしい意識と文化をもつ日本人であると、社会貢献(逆に考えると社会にお世話になる人がいる)に関する考え方もまだまだ違うのかもしれません。そうはいっても、近所やお友達からの強い絆と助け合い体制がある日本人社会でもあります。 

人を助けるということはどういうことなのか、そしてそれにお金が絡んできたら。。。

本当に人それぞれの考え方の違いなのでしょうが、財務知識伝道にも情熱を燃やす私にはいろいろ考える機会となりました。もっとお金を持つ意味と、その使い方の大切さを考える人が増えればいいなあと思いました。

皆さんにとっての「社会貢献」、そして「お金」とは、、、考えてみてくださいね。

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