Thursday, July 21, 2011

脅かしだけよ? スターム・ルガー。

ボブキャットに襲撃された、それも逃げることもしないのでにらみ合いになった、その場でニワトリが死んでしまっていたので、彼女の死が無駄になったように思った、どうしようか迷った、、などと心の葛藤を話していた間におもむろに出てきたのが、それ、銃であった。

「あ?(おいおい、何を出してくるんじゃい、、、、こっちは心の葛藤を話しているんだけどな~)」と思ったが、一応普通に対応。

「どうすんの、それ?」 「今度また出てきたら、これ使えばいい」
「、、、、、、(使えばいいって言ったってあんた、、、)」 「狙うんじゃない。脅すだけだから土をねらって撃つだけ。」
「オッケー(な~んだ空でいいんだな。)」 「えっと、、弾はどこだ、弾は。」
「(弾入れんのか?)。。。。。」 「使い方しってるよね。ここはずしてね、」
「うーん。。。(知っていても使いたいかどうかとは違うが、、)」 「はい、これ。」

ガンが出てくるのはまだいいのだけれど、いくらかわいいニワトリのためとはいえ、簡単に渡していただいたことに、戸惑いがないというとうそになる。
まあ、田舎であるからこそ都会よりは、ガンを持っていてそれが普通にでてきてもおかしくないんだけれど、日本人の感覚では、これ、慣れようにも慣れにくいことは確か。

それでもコンピュータの横においてニワトリ達の様子を見ながら仕事をしている自分を、不思議に思ったりもする。うーん、順応力が高いのか、怖いもの知らずなだけか。

ガンに対する規制に関しては、アメリカでもさまざまな意見と見解があり、これも個人の性格、趣味だけはなく生活環境によっても見方がまったく違ってくる。護身用としてか、スポーツとしてか、、個人のガン所有の可、不可を国が決めていいのかどうか、、個人の権利とは何か、、。でも所有できることで事件度、危険度が高いわけで。。。。
「持つ、持たない。」それぞれ個人・家族にポリシーがあり、個人の責任に任せているところが、すごくアメリカ的だと思う。

「いつまでここ、コンピューターの横においておこうか、、」ニワトリをみながら考えている私である。

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