Thursday, July 21, 2011

ニワトリ事件、続く。


ニワトリ事件づいている今週となった。

今日はまた1羽減るかとひやひやした。でも今日の事件はボブキャットではない。

私が出かけている間に、1羽のニワトリがセメントブロックの割れ目に足を引っ掛けたまま逆さ状態になり、パニクっているその間に他のニワトリ達がその子を襲いはじめたという事件。帰ってくるなり、庭で水道管作業の仕事していた友達が「あまりに騒いでいるので何かと思ったら、集団攻撃されていた1羽を見つけて今助け出したところ。」と知らせてくれた。

ニワトリにはペッキングオーダー(Pecking Order: 弱いものがいじめられる、弱いもの順=上下関係という意味で使うこともあるがある。だから一番下のいじめられる子が必ずいる。かなり容赦なく本気で突っつくをみていると、やはり「一番恐竜に近い動物」といわれるだけあるなあと変に納得することがある。(一番下の子は、大体いつもハゲ頭。)

先日のボブキャット襲撃で、小屋に入れたまま外に出していないのでストレスがたまって弱いのを集団攻撃したのか、、、とおもいきや、話を聞いてみると、足を引っ掛けて逆さ状態でつる下がった感じになってパニクっていたのを、そのパニックを聞いて「なんだ、なんだ?」と周りが突っつき始めたという状態だったらしい。吊る下がった状態だったので片足がひねったか足を折ったように見え、立てない。その上、頭ととさかを突っつかれて血だらけ。。。「ひえ~~~、いつも一緒にいて4年、生涯の仲間みたいなはずなのに、怖いわねえ。。あなた達。、根性悪くない???」

「持ちこたえるかどうかちょっとわからないね。。。。」と2人で話していたら、「もしかしたらこれでサポートできるかも。。」と割り箸をきり、袋とかに使う針金のツイストで固定して足にSplint (添え木)をしてくれた。「ほー、割り箸でニワトリの足の添え木か。うまいなあ。。」と感心。当人のニワトリのほうはどうも放心状態。足を引っ掛けた状態で2時間くらいいたようで、その間突っつかれたままだったんだろうから、そりゃそうだ。

すぐに、人間用なんだけれど、アロエ成分でできたジェルでやけどや傷、日焼けに即効の「エンプリゾン」というのを持ってきて、血だらけのとさかと頭に塗りたくる。「ごめんね~ちょっとしみるかもしれない、でもすぐに治るからがまんしてよね。」といいながらたっぷり塗っておいた。人間の薬をニワトリに?っておもうひともいるかもしれないけれど、経験から言うと、生き物だから効果は同じみたい。アロエの成分は、すぐに傷口に効くんだわ。自分の切り傷や、やけどでほんと助かっているんだけれど、昔、同じようにニワトリの切り傷ですごく早い治り方にびっくりしたのを覚えている。

塗り薬の後は、もう1つ、これも人間用のサプリだけれど、免疫機能を向上してくれる栄養素を水にとかして、注射器で口の中につっこみ流す。ニワトリは、面白いことにとさかの色で元気の様子がわかる。これも、前に衰弱していたニワトリ(とさかが白っぽくなってくる)に口に突っ込んで5分もしないうちに、とさかが普通のときの真っ赤になって、元気を戻したということがある。今回も3回ほど注射器で口の中に突っ込んで、その後すぐに目つき(ニワトリにも目つき、あるのよ。)がしっかりしてきた。緊急の栄養素って感じで体が反応しているんだと思う。人間のサプリ、それも免疫とか細胞活性できるような基本的な栄養素だと動物も反応するのよね、生き物は基本的には同じ、筋肉、血液が通っているわけだから当たり前なんだけどね。

そのあと彼女を別の檻で隔離、ちょっと落ち着いたようで「自分から」サプリと水を交互に飲んでいた。しばらく座ったままで動かなかったので、やっぱり骨折しているかと心配したんだけれど、1時間くらいで立ちたそうなしぐさをはじめ、2時間経たないころにはちゃんと立てるようになっていた。多分最初はショックと、筋肉も疲労から硬直していたんだと思う。血だらけの頭のほうも生傷ぽいのがうすれ、かさぶたになり始めるような乾き方になっていた。片目のまぶたの腫れもずいぶんひいていた。多分大丈夫のような気がする。

これで明日の朝、足のほうがどんな感じだか。立っていてもうまく歩けるか、ジャンプできるかどうかとか。日中天敵もでてくる環境に対応できるように戻ってくれればいいなあ。


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