Friday, June 3, 2011

5月26日 肉体労働最終日と

明日東京に帰るので、今日が肉体労働ボランティアの最終日としました。

4日間だけの肉体労働では、なんだか惜しい気がします。名残惜しいです。だから最後もがんばってきます!

いままでの中で一番石巻港に近い地域での作業でした。こちらのお宅は周りの家が9割以上壊滅しているような感じで、ここだけ4軒くらいの家が建っている感じです。もちろん1階は2メートル近い浸水で床をはがして床下の泥かきをしないといけないのですが、この日は、外の庭と側溝の泥かきです。

今日の私のお仕事メンバーは10人。男8人と女2人です。

いろんな方々にお会いできました。今回は、舞台の大道具設定やサンや、写真の照明プロもいました。秋田から毎週通う(土日に自宅で休み、週中に石巻でボランティア)60代のお父さんや、横浜から自転車で10日かけてきた団塊の世代サイクリスト、趣味だといってましたが、すごいとおもいません? またテント前に小松菜のポット植をおいていた神戸からきた女性は、翻訳の仕事をしていらして、週に2日は仙台でホテルに入りお仕事しながら、ボランティアを続けていました。皆さん、ガッツあります!!

お昼休みには、違う場所でボランティアしてきた方が「こちらの石巻はセミプロみたいなボランティアの方が多いですね。驚きました。」と話はじめて、みんなで大笑い。そういわれればそうかも。。。石巻市では他のボランティアセンターと比べて、ヘビーな泥かき、瓦礫除去の作業が主な活動となっているので、それをわかって皆さん来るのか、仕事経験が土木、建築関連が多いのかもしれません。
セミプロか。。。この言葉が頭から離れなくなってしまいました。

そのセミプロ達が側溝の泥をどんどんかいて、土嚢袋につめていきます。
私はというと、庭のごみ堀りをしていました。ここは製紙工場がすぐ近くにあって、そこから流れ出た紙が泥とごみに混じってぐっちゃぐちゃ。その上割れたガラスや陶器もまざって、これが自分の家だったら、ほんと泣きたくなってあたりまえだわ。。。と思いながらの1日でした。

ボランティアに行くとね、そのおうちの方が飲み物を出してくださったりするのです。ボランティアは自分達でお昼と水や飲み物はもっていっているのですが、それを承知で出してくださる。「こんなことしかできなくて本当に申し訳ないです。ありがとうございます。」といわれるほうが申し訳ない。

「こんなことでしかお手伝いできないので、がんばらせていただきます。」と思いながらの毎日でした。

No comments:

Post a Comment